諸戸家住宅(重要文化財)/
三重県 2023年
文化財
■修理
■木造・2階
■延床面積 / 501㎡(152坪)
(下請け物件)
■木造・2階
■延床面積 / 501㎡(152坪)
(下請け物件)
明治時代に初代諸戸精六によって建てられた居宅兼事務所です。 主な建物は国の重要文化財に、また庭園は国指定名勝になっています。
主屋正面。東に洋室・西に高塀、表門が接続する。
黒漆喰の壁と大棟の隅にある鬼瓦(影盛付)が特徴。
表門。工事の都合上、袖塀を解体後曳家で一度門を動かし、その後元の位置に戻す。
海鼠壁は古写真を基に復元する。
洋室南面。煙突上部と洋室便所(煙突右側建物)を古写真を基に復元する。
洋室東面バルコニー。棟のフィニアルを古写真を基に復元する。
主屋東面。一階の開放的な造りと二階の蔵造りが対照的。
伴松軒(茶室)。主に瓦葺と檜皮葺の屋根の修理を行う。
仏間西面。庭園へ繋がる地下道(下向)の入り口がみえる。
便所、台所。一度全解体し復旧を行う。
南袖塀。一度全解体し、傷んだ部材を補修し基礎から組立直す。